治療が効かないとき
昨年、右肩の痛みで来院された60代の男性患者さん。
整形外科では五十肩と診断され、うちでは指圧と灸の治療を受けてくださいました。(肩痛には鍼が有効なのですが、怖がったので外しました。)
右肩は胆のうや肝臓との関連もあるんですよ、と言うと、検査では全く問題ない、との答え。
不安を煽っても仕方ないので、それ以上は踏み込まず、通常の肩治療を行ないました。
残念ながら、効果は今ひとつ。
最近来ないなと思っていたら、肝臓に大きな腫瘍が見つかったとのこと。
悪性かどうか判らないが、とりあえず摘出することになったそうです。(奥さん談。)
鍼灸指圧治療をして効果が得られないときは、原因疾患がある可能性があります。
選手の肩治療に比べて、五十肩の治療が上手くいかないのは、単なる運動器疾患ではないからだと推測します。
今回もそれを象徴するような症例となりました。
↑スポーツ選手に対する肩関節治療は成果を上げています。損傷の程度にもよりますが、ブレーキを解除するだけでしっかり動くことも。
| 固定リンク
「症例」カテゴリの記事
- 足の冷え(93才女性)(2019.01.20)
- 治療が効かないとき(2013.02.17)
- 手足の冷え(2012.12.01)
- 胃の六つ灸(箱灸編)(2012.06.22)
- 患者さんの声<2012年5月分>(2012.06.07)

